「来るべき民主主義」

「はじめに」に記載されている以下のことに改めて気付かされただけでもこの本を読んだかいがあったわあ。
当たり前といえば当たり前だけど、こうやって文字で読むとスゲーしっくり来る。

実際に統治に関わる実に多くのこと、あるいはほとんどのことを行政が決めている。

主権を立法権と見なす前提があるために、実際に物事を決めている行政の決定過程に民衆が全く関われなくても、「民主主義」を標榜できるようになってしまっている。