「ストイックなんて無用だ」

原田泳幸さんの著作。本編の「60歳から始めるトライアスロンへの道」より、付録で付いたと思われる「ビジネスについて」にこそためになる話が多かったなあ。

後継者を育てられない人はブロッカーといって、マネージャーとしては失格だ。その人がいる限り、下が育たない。その場合は、もうそのブロッカーをはずすしかないのだ。

自分ができるから、できない人がいた時に、「何でできないの?」を思ってしまうものだ。

自分でやることは易しい。しかし、チームのパフォーマンスを最大化するのがマネジメントだから、人にやらせることができなければいけない。自分でやって自分で成果を出す人は専門職であり、マネジメントではない。そういう人は専門職に置き、部下はつけちゃいけない。

いずれもいまの自分にはグサッと来るひと言。